やまとみらい南光台東保育園（仙台市泉区）｜株式会社プロジェクトウサミ

やまとみらい福祉会様は、今回の保育園以外にも複数のシニア向け施設や障碍(がい)者向け支援施設を運営されている福祉法人様。さらには別事業ではワイナリーまで(!)運営し、今後の地域と人の幸せに大きく貢献されている事業者様です。最近導入した太陽光パネルについて、そしてこれから取り組みたいことについてお話を伺いました。（取材：2024年7月）

補助金申請からトータルでおまかせ

早坂様：ここ数年電気代の上昇が顕著ですよね。私が運営する施設は、多いときはグループ全体で1年で4,000万円もの電気代がかかっており頭を悩ませていました。
私は出身が大和町ということもあり、もともとプロジェクトウサミの宇佐美社長とは面識がありました。そこで電気代抑制について相談をしたのが今回のパネル導入のきっかけです。

宇佐美社長にはまず仙台市の補助金について教えていただき、申請手続きなども請け負っていただきました。どうしても素人には難しい作業ですので、信頼できるパートナーがいることが心強かったですね。
また、運営する全ての施設をウサミさんにチェックしていただき、一番パネルを載やすくて効果が期待できる施設として「やまとみらい南光台東保育園」を選定、無事自家発電を開始できました。

導入後に驚いたのは、太陽光パネルには電気を生み出す以外にも屋根の遮熱効果もあるということ。冷房暖房費を自家消費できるのと合わせて室内温度が急激に上がり下がりしないので冷房費・暖房費の節約にもなっています。
自然再生エネルギーへの取り組みとして、今後は太陽光パネルを活用した温水パネルで暖房もエコを意識していきたいと考えています。長い目で見た地球環境の保全に寄与できるとうれしいですね。

郷土愛をもった「そろばんだけじゃない」姿勢に共感

早坂様：宇佐美社長ってふんわり柔らかい人柄ですが、地域活性に対してかなり熱量を持っている方なんです。ものを売りたいっていう「そろばん」だけでない郷土愛・信念をお持ちなところに共感しています。
例えば太陽光パネルって、地域の合意がないと建てることが難しいケースも多々あるんです。宇佐美社長が様々な地域で太陽光パネルの実績をお持ちなのは、この「信念」がたくさんの方に伝わるからだと思いますよ。

私自身も過去に大病をしてから、自分が地域の未来に対して何ができるか？を考えるようになりました。そんな思いもあって取り組んだのが、大和町の「了美ワイナリー」事業。農業・産業・雇用を結び付け、地元が活性化を目指したのはもちろんですが、住んでいる方にとって誇れる観光資源になるよう日々取り組んでいます。

実は宇佐美社長とは、自然エネルギーと農業を組み合わせて有効活用する事業を計画中なんです。まだす全てはお話しできないんですけどね(笑)。例えば太陽光で得た電気を必要な場所にシェアできたらとてもエコだと思いませんか？まずは大和町から、私たちが誇る自然を守りながらシェアして活用し、未来の故郷を守る活動をしたいなとの想いで進めていますので、いつか皆さんに公表する日を楽しみにしています！